国際ロータリー第2700地区

  • 会員数

    2026年7月1日現在 3,097名
  • ロータリーレート

    2026月8月 1ドル162円

ガバナーについて

ガバナー就任にあたってのご挨拶

和合の心、共に歩む道

2026-2027年度
第2700地区 ガバナー
戸嶋 和夫(福岡南RC)

このたび、2026-27年度国際ロータリー第2700地区ガバナーに就任いたしました福岡南ロータリークラブの戸嶋和夫と申します。多くの皆様のご協力により、この大役を務めることとなりましたことに、心より感謝申し上げます。
まず、これまで第2700地区の発展のために尽力されてこられた歴代ガバナーの皆様に深く敬意を表すとともに、私を支え、導いてくださった所属クラブの皆様、そして地区役員、ガバナー補佐、委員会の皆様をはじめ、地区内すべてのロータリアンの皆様に心から御礼申し上げます。今日の私があるのは、多くの方との出会いとご縁、そして温かいご指導のお かげです。
ガバナーとしての一年を迎えるにあたり、私は地区のテーマとして「和合の心、共に歩む道」を掲げました。
「和合」とは、ただ仲良くすることではありません。考え方や経験、世代や立場の違いを認め合いながら、共通の目的に向かって力を合わせることです。ロータリーには実に多様な人々が集っています。それぞれのクラブにも、それぞれの歴史や文化があります。だからこそ時には意見が異なり、議論になることもあります。しかし、その違いを乗り越え、お互いを尊重しながら進んでいくところにロータリーの価値があるのではないでしょうか。
私はロータリーに入会して以来、多くの先輩方から「人との出会いこそが最大の財産である」と教えられてきました。振り返れば、奉仕活動そのものはもちろんですが、それ以上に仲間と語り合い、学び合った時間こそが私自身を成長させてくれたように 思います。
近年、私たちは会員増強や公共イメージ向上、クラブの活性化など、多くの課題に向き合っています。もちろん、それらは大切なテーマです。しかし私は、その前に忘れてはならないことがあると思っています。 それは、「楽しくなければロータリーではない」ということです。人は楽しいから集まり、仲間がいるから続けたくなります。そして、続けるからこそ奉仕が生まれます。義務感だけでは長続きしません。会員が例会に行くのが楽しみで、仲間に会うのが嬉しくて、活動に 参加することに誇りを感じる。そんなクラブであれば、自然と活力が生まれ、新しい仲間も増えていくのではないでしょうか。
だからこそ私は、地区内のすべてのクラブにおいて、まずは何よりも楽しいクラブづくりを目指していただきたいと思っています。
楽しいクラブとは、単に賑やかなクラブという意味ではありません。会員一人ひとりが居場所を感じ、自分らしく参加できるクラブです。若い会員もベテラン会員も、お互いを尊重しながら学び合えるクラブです。そして、奉仕を通じて地域や社会とのつながりを実感できるクラブです。
ロータリーは人づくりの場であり、友情を育む場であり、奉仕を実践する場です。そのすべての土台となるのが、人と人との信頼関係です。和合の心とは、まさにその信頼関係を育む姿勢そのものだと思います。
私自身、ガバナーノミニー期間が非常に短く、手探りの状態でガバナーエレクト期間を過ごしました。完璧なガバナーではありません。むしろ皆様から学ばせていただくことの方が多い一年になるでしょう。しかしだからこそ、多くの方々の声に耳を傾けながら、皆様と共に歩んでまいりたいと考えています。
結びに、これまで私を支えてくださったすべての皆様に改めて感謝申し上げます。そして、第2700地区の仲間たちが「和合の心、共に歩む道」のもとでつながりを深め、それぞれのクラブが笑顔あふれる魅力的なクラブとなることを願っております。
一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2026-27年度ガバナー
戸嶋 和夫(福岡南RC)

【プロフィール】
《 職業分類 》
不動産賃貸

《 ロータリー歴 》
1990年9月 福岡南ロータリークラブ 入会
2000年9月 福岡南ロータリークラブ 幹事
2017年9月 福岡南ロータリークラブ 会長

《 略 歴 》
1970年3月 成蹊大学法学部卒業
1970年4月 日本航空株式会社 入社
1985年1月 中央地所株式会社 入社(取締役)
2000年11月 中央地所株式会社 専務取締役就任
2020年11月 中央地所株式会社 取締役副会長就任

《 その他の経歴等 》
2015年6月 福岡駐車協会副会長(理事)就任
2016年6月 一般社団法人全日本駐車協会 理事就任
2025年6月 一般社団法人全日本駐車協会 常任理事、並びに福岡駐車協会会長就任

地区方針

1.組織の変革:「トレーニング」から「ラーニング」へのパラダイムシフト

現在、国際ロータリーは社会環境の激変と会員の多様化を受け、組織運営や人材育成のあり方を根本から見直す「変革期」にあります。その象徴的な方針転換が、従来の「トレーニング(訓練・教化)」という考え方から、主体的な学びを重視する「ラーニング(学習)」への移行です。 2025年版の手続要覧にも記されている通り、これからのロータリーは、一方的な知識の伝達ではなく、会員一人ひとりが主体的に学び、互いの知見を共有することで共に成長する場を目指します。

2. 日本34地区の結束:共通目標と共通スローガン

この変革期において、日本国内のロータリーが足並みを揃え、同じ方向を見据えて進むことの重要性から、2026-27年度は全国34地区が共通のスローガンと目標を掲げて活動することとなりました。

2.1 共通目標:「ロータリーで人生をより充実させよう」

RI(国際ロータリー)会長が発信した「持続可能なインパクトを生み出そう(Create Lasting Impact)」というメッセージは、本年度の核心を成すものです。「持続可能なインパクト」とは、ロータリーの支援が終わった後も、地域や人々が自立し、その効果が未来へ継続していくことを指します。
私たちにとって最も身近なインパクトの源泉は、日々の職業を通じて社会に提供している「奉仕」そのものです。職業奉仕こそが社会を支える持続可能な基盤であり、その活動を通じて私たち自身の人生をより豊かで充実したものにしていくこと。それが日本共通の願いです。

2.2 共通スローガン:「エンジョイ ロータリー!!! そしてスマートに…」

「楽しくなければロータリーではない」という原点に立ち返ります。近年のロータリーはプログラムの増加により、活動が複雑化し「楽しさ」や「心のゆとり」が薄れてきている側面があります。

● エンジョイ:例会や親睦を楽しみ、人間味あふれる交流を取り戻す。
● スマート:財政状況や負担を考慮し、知恵を出し合って運営を簡素化・効率化する。「賢く、手際よく、恰好よく」新しいロータリーの姿を築く。

3. 第2700地区スローガン:「和合の心、共に歩む道」

第2700地区では、日本共通の指針に加え、独自のスローガンとして「和合の心、共に歩む道」を掲げます。会員同士が互いを尊重し、心を合わせることでクラブや地区の活動を豊かにし、それが地域社会への深い奉仕へと繋がっていく。この「和合」の精神こそが、私たちの歩むべき道の道標となります。

4. 数値目標と運営の方針

現状の課題(会員数減少、クラブ数維持)を打破するため、以下の具体的な目標を設定します。

4.1 数値目標

1. 会員数:2027年6月末時点で3,170名以上。(2025年6⽉末 3,162名) 2. 年次基金:150ドル×会員数。
3. ポリオプラス基金:30ドル×会員数。
4. ゼロクラブを無くす:全てのクラブが基金への寄付を実施。
5. 恒久基金(ベネファクター:恒久基⾦への1,000ドル以上の寄付、または遺贈の通知をした者):新規認証者10名以上。
6. ポール・ハリス・フェロー:各クラブ1名以上。
7. ポール・ハリス・ソサエティ:新規認証者10名以上。
8. DDF(地区指定基金):繰り越し0ドル(有効な全額活用)。
9. デジタル活用:My ROTARY登録率80%以上、ラーニングセンターの活用。

4.2 運営の方針と行動計画

1. 各クラブの奉仕事業を紹介し、活動の価値を可視化して活性化を促す。 2. クラブ活性化委員会、クラブ会⻑・幹事・戦略計画委員が連携し計画を策定実行。
3. 地区内の合同活動を通じてコミュニケーションを強化。
4. 家族会員、企業会員など多様な会員制度の導⼊。
5. 衛星クラブの創設。
6. 新⼊会員のケアを充実させ、退会率を低減。
7. ハラスメント防⽌の徹底 。

5. ロータリーの価値:信用と信頼、そしてストーリー

ロータリーは世界的に「信用」と「信頼」を得ている組織です。

● 信用:過去の実績に基づく客観的評価。
● 信頼:未来の行動への期待から生まれる主観的評価。

信頼は日々の行動の積み重ねによって築かれます。私たちは高い倫理観を持ち、地域から「あの人は良い人だ」と思われる存在を目指します。

6. 次年度補助金活用の重点施策

補助金の原資は皆様の寄付です。その有効活用のため、以下の3つを重点施策とします。

① インパクトある奉仕
前年踏襲の惰性的な事業を脱却し、目的と成果を明確にした計画を立ててください。自治体や企業などのパートナーと協働することで、より大きな成果を生み出すことができます。「感動」を最終成果とし、全員で「ロータリーモーメント」を共有しましょう。

② 子供や青少年に力を与える事業
単なる物資の寄贈ではなく、子供たちが誇りや自信を持てる支援を重視します。笑顔と自信を届ける好事例を参考に、創造性豊かな支援を展開してください。

③ 平和フェローとグローバル奨学生の推薦
平和や紛争予防の専門家を育成するプログラムへの推薦を積極的に行ないます。世界各地の大学で学ぶ機会を提供することは、ロータリーが掲げる平和への大きな貢献となります。

7. 地域の特性を活かした運営と未来への展望

これからの運営において、地域の特性を活かすことは不可欠です。物価上昇に伴う事業費の増加や会費の見直しなど、現実的な課題にも「スマート」に対処する必要があります。 伝統を尊重しつつも、費用を抑えながら質の高い事業を追求する。そして、以下の基本的な考え方を胸に刻みましょう。

● 私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
● 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に⾏わなければならない。
● 権利の濫用は、これを許さない。

8. 結び:皆さんと共に

ロータリーの活動は、会員一人ひとりが心を合わせ、ワンチームとして取り組むことで最大の価値を発揮します。何よりもまず、ご自身が心から「楽しい」と思える活動を見つけてください。笑いの溢れる楽しい地区を目指しつつ、ロータリアンとしての高潔さを保ち、地域社会から信頼される存在であり続けましょう。
2026-27年度、皆様のロータリーライフがより充実したものになるよう、共に「和合の心」で歩んでまいりましょう。

ガバナーについて

2026年8月10日 更新

国際ロータリー第2700地区ガバナー事務所

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